みんなで今日の放課後のことを話してたら千隼が戻ってきた。



 後ろには、ギャルグループの人たち。



「「「「「「ごめんなさいっ!!!!」」」」」」


「え…?」


「うちら、木下さんのことがうらやましかったんだ。 いつも、木下君や凌君と仲よさそうに話してるの見たら…そんな時に東内さんが来て…話にのっちゃって…今はもう東内さんは関係なくうちらだけでやってたことだから…。」


「…うん」


「ごめんなさい…」


「あなたたちも今日、寮来る?」

 
「いいの?」

「もちろん!!」


 怖かったけど、なんとなく許す気になれた。



 …千隼が連れてきてくれたんだ。


 千隼…変わったね?


 ありがとう。


 そんな気持ちを込めて、みんなに見つからないようにほっぺにキスをした。