不器用男子

 翌朝、昨日の夕食の後のことを散々聞かれて朝から疲れ気味。


 でも、千隼とのキスを思い出すと顔が赤くなると同時に幸福感に満たされる。


「えへへぇ~///」

「ひなみ、キモいよ。」

 優里もちょとキレ気味?


 そんなとき、隣のクラスの…ギャルグループの人たちが私の前に立った。

「ちょっと話そ?」

 笑顔だけど断れそうにない笑顔。


「わっ、私も行くよ!!」

 優里が私の傍に駆け寄ってきた。

「関係ない人は来なくていい」

 小声でそう言い放った。

「優里、私大丈夫だから!!」


 そう言って、ギャルグループについていった。

 相手は6人…私はけんかだってできないし、言葉でも勝てそうにない。

 でも、思ってること・真実はきちんと言わなきゃね。


 そう思っていたけど、実際はそううまくいかず、怖くて声が出てこない。