ちょっとの間部屋でボーっとしているとノックがされた。



 ドアを開けると、おじさんがいた。


「ひなみちゃん…やってけそう?」


 心配してくれてるんだ。



「はい!! 大丈夫です。」


「明日…5時ぐらいに起きてきて朝ご飯作ってもらってもいいかな?」


「もちろんですよ!! なんなら毎日作りますよ?」

「じゃぁ…お言葉に甘えちゃおうかな?」




「あっ、彼氏とか連れてきていいからね?」


 一気に顔が赤くなるのがわかった。


「彼氏なんて!! わたしにできませんよ!?」


 おじさんは笑いながら帰っていった。



 お風呂は温泉があるらしいんだけど…、場所わかんない。


   To 山崎さん
 ――――――――――――――――

 お風呂ってどこですか?




  From 山崎さん
 ――――――――――――――――

 一階のロビーまっすぐ行って
大浴場って書いてあるよ

 けど、女湯ないけど…夜中に
入ったほうがよくないかな?





 がーんっ!!!


 そうだよね…。



 お風呂ぉ…。