「うるさいっつーの、透流-トオル-!」 そういいながら、持ってきたお皿にのせてある狐色に焼けたパンにブルーベリージャムをつけて、一口頬張った。 それを、透流と呼ばれた少年は意地悪く口角を上げて言った。 「レン姉、また昨日行っただろ?ダンスロードに」 その発言でコップいっぱい牛乳を飲んでいた少女は危うく吹き出してしまいそうなくらいだ。 ハァ、と息を整えると早口で少女は言う。 「な、なんで透流が知ってるのよ!!昨日は夜中に行ったはずなのに…!」