なんとか、立てた足で玄関に向かうと、そこには待たされるのが大嫌いな羅兄が少し苛々しながらタバコを吸っていた。 「はぁ〜…」 深くため息をつく俺。 占いとか信じねーけど、今日はぜってえ最下位だろ。 運が悪すぎる。 今日の晩飯は、もっと最悪になるに違いない。 羅兄に、姉ちゃんに、兄貴。 地獄の時間だ。 「頭痛いわ」 そう静かに呟いた。