「ねぇ、結嘉」 メイク直しをしていた手を止めて、じっと私を見る舞耶。 「何?」 「言い忘れたけど、麗奈チャン、まじで斗和のこと狙ってるみたいだよ」 そう言って、またメイク直しを開始する。 「…………」 『まじで狙ってる』 でしょうね。 麗奈ちゃん、四六時中斗和の隣にいる気がするもん。 斗和を見かけるたび、決まって隣にいるのは麗奈ちゃん。