もう一度、机を蹴飛ばそうとした時。 「机、壊れたらご飯たべれないよ」 冷静にそう言った緒羽。 「………」 緒羽のその言葉でなんとか落ち着かせて、蹴るのをやめた。 そして、乱暴にソファーに腰をおろした。 「無様だな、おまえ」 「うる……」 「海人!!余計なこと言うんじゃないよ!!」 俺の言葉を遮って、キレたおふくろ。 手に持っていたフライパンで、兄貴の頭を叩いていた。 「って〜…」 「仲良くしなって言ってるでしょ!?」 「わかったよ…」 頭をさする兄貴。