*PRECIOUS DAYS*

「この子、2で1番気に入ってるねん!!
もーぉ、美形過ぎてっ……!やばい!!心臓がっ……!!」

遥菜は、相当そっちの世界に飛んでしまっていた。
そこまではまるものなのかと思いながら、園内へと入っていった。

「おぉー!!前とはやっぱ違う感じになっとるやん!!
かわいい〜……って、遥菜?」

ふと横を見てみると、さっきまで隣にいたはずの遥菜がいなくなっていた。

「うっそ、なんで?
さっきまでいたのに……。おかしいなぁ」

困り果てていた私の元に、ある先生が尋ねてきた。


――なんとあの竹田先生だったのだ。