この道にそのまま進むには
現実的に辛いのもあったが、進みたかったというのもある。

一年のとき高校文化祭というのが自分の地区であった。
台詞は「はっ!」(了解)
という一言だけだったけど、四十分ほど出っ放しで
人の表情に頷いたり驚いたりと、顔や動きの表現というのが
こんなにも難しいんだと改めて知った。
ああ、あと袴って歩きにくいぜ!ってのもw

だけど、入った高校に進んだ理由もあったりして
どっちに進んでいくかとかどっかで悩んでいた。

ただ、高校の先生が自分勝手で、部室行った時居なくて
皆で二時間ほど待って、探して見当たらなくて他の先生に伝えて帰ったのに、その次の日何故帰ったと怒られた。

ただ比べたら駄目だが、中学の先生と違い
指導が出来ない人で、限界に達し職員室で愁明がブチ切れ……
(他の先生に、お前は悪くないと慰められたのが今ではおかしいw)

そして直ぐに退部をした。幼馴染二人はそのまま残っていたようだが。部員は居なく寸劇程度や練習くらいしか出来なかったみたい。


愁明自身
暫く後悔とかあったし、長年してきたものを失うのってこういう気持ちかー
って、‘誰か?’と重ねてた。なんかやる事もなく~、って毎日だったな。


数人で書いた拙い台本にも満たない何か
あの日が今の自分の一部だと思っている。

けど、詩は書いていた。ノートだけどね。
ポケベルが高校生に浸透した頃じゃねーかな?持ってなかったけど。 
ギリギリルーズソックス世代だし……ノートなのです。

この高校に進んだ理由はその文字の時にでも話そう。