「大人しくしてろ」

「…っ」

え。

誰?

さっきまで色気を含んで微笑んでいた筈のフェロモン男は

悪魔の様に、冷酷に

妖艶な笑みで。



「――良い子だ」



囁く。





骨髄をとろけさせてしまいそうな


甘い響き


甘い吐息


全てに


クラクラする。