シンちゃんはそう言いながらモカとサンドウィッチをあたしの前に置いてくれた。



シンちゃんの本名は、、、

んー…

とにかくシンちゃん。

この店のマスター。



シンちゃんは優しい。ぶちぶち言うけど、結局モカ出してくれるとことか、何も言ってないのにサンドウィッチ付けてくれるとこも。
シンちゃん曰く、お腹に何も入ってない時に刺激物は、いけないらしい。



茶色より断然赤に近い短めな髪。切れ目で爽やかとは言い難いけど、男らしい端整な顔立ち。


耳のシルバーは数えたくないけど、見るからに脱ぐと凄そうで全身タテゥー人間らしいけど。



言ってる事はあたしのマミー。
ミスマッチだよね。


サンドウィッチを一口食べる。