「あっ!彩、飲んじゃった?」
「うん」
あたしは笑って、拓を見た
拓は、優しい顔をして、頭を撫でた。

「たっく~!!ちょっとしゃがんで!!!」
あたしは不思議そうに見てる拓をしゃがませて、陸を呼んだ。
陸はカメラを持って、来た

あたしはシュシュを取り出し、拓の前髪を結んだ
「な、何やってんの?!」
拓は不思議そうに見てる
陸は状況がつかめたらしく、カメラをセットした
「拓っ!ピースっ!!」
あたしは後ろから拓に抱きつきながら、ピースした
健と慎も入って来て、ピースした。
あたしは後ろから、拓の手を取ってピースさせた

「はいっ!ピ―チュッ!!」
陸はふざけながら、撮った

拓はあたしを見た
「似合ってる~!!」

本当に拓は似合ってた。
可愛くて、カッコイイ。

でも、拓は嫌そうな顔をして、はずした。
「なんで、はずすのさ~!」
陸も、いじけてる。
拓は苦笑いしながら、あたしを引っ張った
そして、あたしの前髪をすくって結んだ

「…何してんの~っ!!!」
あたしが拓を見ると、みんなは顔を赤くした

拓は笑いながら、勢いよくキッチンを出て行った
「た~く~っ!!!何してくれてんのよっ!!」
あたしは勢いよく、キッチンから出た。
そして、拓を追いかける。
拓は笑いながら逃げてる。
みんなはあたし達を見て、吃驚してる。