あたしはみんなより早く起きた。
みんなはまだ寝てる。


あたしは部屋をこっそり抜けた

「彩夏様。おはようございます」
執事はあたしに頭を下げる

「頼んでたもの、買ってきた?」
「はい。どうぞ」

執事はあたしに袋を差し出した。
「ありがとっ!!」
あたしは袋を受け取って、自分の部屋に走る

そして、噴水の前に座って、袋を開けた
中に入ってたのは「ビデオカメラ」と「デジカメ」

これで、みんなに伝えたい事を撮れる!!

あたしはビデオカメラに、メモリを入れて、みんなが寝てる所に向かった。
あたしはビデオカメラを録画モードにする。
そして、自分にカメラを向けた

「へへっ!!みんな元気?
みんなが、これを見てるってことは、あたしはもうダメだったんだね…」

あたしは笑顔で言った

「でも、後悔はしてないよ!!
あたしはみんなといれて、幸せだったんだからねっ!!
今日は、みんなの寝顔を撮りたいと思いま~す!!!」

あたしは静かにみんなの寝顔を撮りながら、1人ずつにメッセージを伝えて行った。

「では!
今日のメッセージはこれまでっ!!
以上、あたし。彩夏からでした~!!」

あたしは笑って、録画を止めた
そして、自分の部屋に持って行って、別のメモリに替えた。