2人も心配したような顔をしてる。

次の瞬間
激しい頭痛と共に動機とめまいがした
そして、変な汗が出てくる。

「・・・っ!!!!」
あたしは頭を抱えて、痛みをこらえる
辛い…。
痛い…。
苦しい…。
頭が混乱していく。

「喨!お茶!!慎!揺れてるタオル!!」
祐樹の声かけに2人が慌てて出ていく

まだ痛みが止まない!

――――フワっ
祐樹はあたしを優しく抱きよせた
「…彩夏。大丈夫だ」
低くて優しい声。

――――バタンっ
「持ってきました!!!」
祐樹はペットボトルを受け取って、キャップをはずした。
そしてあたしの顔を押さえて口に注ぐ
あたしは飲み込んだ。
そして大きく息を吸う。

祐樹はペットボトルを机に置いて、濡れたタオルであたしの顔を優しく拭いた。
だんだん痛みが引いてきた。
あたしは震える手でポケットから薬を取り出す。

口に当て、息をする。
あたしは落ち着いてきたと共に、、めまいが襲って来て祐樹に倒れこんだ
祐樹はあたしを支えてくれた。

「彩夏っ!!!」
あたしは祐樹の胸の中で意識を無くした。