「ほ~!見ものじゃないか!!!」
あたしは先生にメニューを渡した
先生は席に着かず、ここで食べると言って、入ってきた

何で?
そんな事聞いても無駄だ…
と悟ったあたしは、中に入れた。

「いっただきま~すっ!!!」
パクっと食べた先生。
「…彩夏!!俺のお嫁さんになってくれ!!」
・・・は?
「…ダメか?」
「…もちろんです」
先生は落ち込んだ様子を見せてどんどん食べた

あたしは先生のギャップに少し笑った
先生はあたしの顔を見るなり、顔を赤くして何かを小さく吐いた

「…何ですか?」
「ん。何でもない」
あたしも先生の隣で食べた。

先生じゃないみたい。

あたしはそれからみんなが食べ終わったのを洗ったりした。
みんなは自分が座ってたテーブルを自分たちで拭いてくれた
そんな気遣いしなくてもいいいのに…。
あたしは拭いてくれた人にお礼を言って回った。

「彩っ!!!行こか!」
全部終わるまで、祥達は待っててくれた

別に待たなくても…
「…屋上?先行ってていーよ」
「ダメっ!!!危険ってゆーてるやん!!」

別にあたしは大丈夫なのに…
「…ここ、全員いい人そうだし、大丈夫」
「当たり前や。
ここにこれんのは雷龍のメンバーやけやし!!
他にも悪い奴らがいっぱいおんで!!」
大輔はジェスチャー付けながら話した

雷龍しか来れない…ってどーよ…。
じゃあ、雷龍って多いんだな…。
んで?なんであたし此処にいんの?

あ。
だからか、雷龍しか来れない所に女がいちゃーねー。