「…心配しなくてもいーよ!彩夏が怒られそうになったら、俺が守ってあげるから♪」
陸あ得意気に胸を張って私に微笑んだ
ン…
「今、温かいから。丁度良い位の温度だと思うよ」
涼が私の前にココアを置いてくれた
「ありがと」
私は2人に微笑んでから、ココアを手にした。
……温かい。
ちょっと、熱い位かもしれないけど。
私はココアをゆっくり、口に運んだ
「…おいしい」
「でしょ?この位が俺もお気に入り」
いつものココアと違って、どこか甘くて少し苦みがある。
「俺も飲みたい♪」
「自分で入れろ」
「なんだそれっ!!ひいきかっ?!」
口を尖がらす陸。
「知らねえ。ココア位自分でも入れれるだろ」
ソファーに座って、足を組みながら雑誌を見てる涼。
そんな姿も様になってる。
本当に絵に描いたみたい。
一つ間違えば、マンガの世界から出てきたんですか?…って位。
「酷――っ!!涼の意地悪…」
「…陸、私の飲む?」
「え?いいの?!」
「ダメだ」
あは…。やっぱりダメみたい…。
「それは彩夏の。お前は食いしん坊か?自分で入れろ」
「んでだよっ!!もう!俺入れてくるしっ!!」
どうやら、やけくそになったらしい陸。
キッチンに足音を響かせながら出て行った

