100万粒の涙。⊹.*


あり得ない……。
ちょっとでも、優しい言葉が書いてあるんじゃないか…って期待してたのに。

今時の脅迫とは…こうゆー事か。

「じゃあ、やっぱり帰った方がいいみたいだな」
いつの間にか、私の横に来てメールを見ながら、微笑む拓。

…うん。
私の居場所はここじゃない。

私の居場所は……祐樹がいる所。


「じゃあ、俺が送るよ。あいつらはもう風呂入っちゃってるから、ここに泊めてく。おし、じゃあ、車に乗るぞ」
拓はキーを取って、私と一緒に車庫に向かった



「拓…、運転出来るの?」

「おう。ちゃんと免許も取ってる。

……多少、年齢査証してな♪」


ダメだこりゃ。

「…拓、ありがとね」

「んだよ、いきなり」

「ううん…。いきなりなんかじゃない。

…拓には今日、たくさん迷惑かけたから」

「ハァ。…迷惑なんかじゃねーよ」


拓は優しく微笑んでくれた。

それがただ、嬉しかった。

「…着いたぞ?」