大輔と陸は雑誌を見ながら、メイクをする
「ヤメロってばっ!!!」
あたしは口でいいつつも、抵抗できない。
祐樹がいるから・・・。

「さーちん、目閉じなかったら・・・」
陸と大輔が怪しい笑みを浮かべる

ヒイぃぃぃぃぃっ!!!!

あたしは咄嗟に目を閉じた
陸と大輔は、あたしの目に、なんかしてる

そして、頬にくすぐったいのが触れる
「くすぐったい…」
あたしが言うと、大輔が「我慢我慢っ!!」と言ってくる
そして、唇に変な物を塗られる

「な、何?」
「ん?グロス?!」
陸も“分かんな~い”とでも言うような答えを出す


――――数分後

「「でっきた~!!!!」」
2人は大きな声を出した

「……んあ?」
みんな2人の大きな声に起きたらしい…。

誰かがあたしの髪をいじる。
そして、前髪を上に止められた
「さーちんっ!目開けていーよッ!!」
陸はさらに大きな声を出した

あたしは静かに目を開けた
「あのね~!!何やってくれて・・・?」
みんなはあたしを見るなり固まって、口を開けてる

「な、何?」
みんなは我に返ったみたいに、顔を真っ赤にした