「ふあ~っ!!!」
あたしは背伸びして欠伸をした

「あっ!さっちゃん起きたんだっ!!!」
「うん。馬鹿に起こされた」
あたしが言うと
「…誰が馬鹿?」
思いっきりブラックオーラ―を出してる祐樹がいた。

「す、すみません…」
あたしが謝ると、涼があたしの手を引っ張って走り出した。
着いた所は大きなガジュマルの下。

「気持ち~!!」
あたしは寝転がった
涼もあたしの横に寝転がる
「…気持ちいな」

あたしの目の前には、壮大な青空。
そして、心地いい風。

「ここで、寝ようかっ!!」
あたしは涼に向かって笑った
涼もニカッと笑って、青空を見た

すると、陸が来た
そして、上から寝転がってるあたしと涼を写した

そして、陸はあたしの隣に寝転がって、可愛い笑顔を見せた
「…陸。可愛い」
「んなっ!!!可愛くねーよっ!!!」
陸は頬を膨らませて言った

あたしはそんな陸を見て笑った

「おい。馬鹿彩夏」
前を見ると、随分お怒りな祐樹がいた
「ゆ、祐樹さん…ど、どうぞこちらへ」
あたしは陸の間を開けた
祐樹は怒ったようなオーラ―を出しながら、あたしの傍に寝転がった

祥も陸の傍に寝転がった
あたし達は一緒に眠りについた