そのあと、そのお揃いの ブレスレットをつけた、 俺の右手と玲奈の左手で 手を繋ぎ、駅前を回った。 そんなこんなで、気付くと もう6時を回っていた。 「そろそろ、帰るか」 そう玲奈に言って、 駅へ向かおうとした。 ―――クイッ