『よし!私今から買い出しに行ってきますね』

 「荷物持ち手伝うか?」

 『いえ。今日くらい全部1人でやらしてください』

 いつも誰かが手伝ってくれるけど最後の日くらい私が全部やりたいそう思いクリュウさんの手伝いを断り町へ出た


ーーーー………
ーー……


 その頃船では…

 「船長~本当に渚さんを誘わないんですか?」

 荷物を運びながらイチが尋ねた

 「ん~…」

 船長は船の上で寝そべりながら適当に返事をした

 「イチ。何回同じことを聞いたら気がすむんですか?」

 「ですけど渚さんだって海に出たがってるじゃないですか」

 「それにあいつ面白いしな…」

 イチの言葉に続くようにセナが言った

 「確かにあいつを手放すのは惜しいな」

 不適な笑みを浮かべてショウが言う

 「お前ら…俺がノコノコこの島から出てくと思うか?」

 船長はニヤリと笑った

 「船長…まさか…」

 シイさんはこの前船長不適浮かべてた笑みの意味を理解し固まった

 「まあいいじゃねーか」

 ニヤリと笑い船長は再び船の上で寝そべった