「ぶえっくしゅーっ」

 暫く店を探索しているとクリュウさんが大きなくしゃみをした

 『夏風邪ですか?』

 「いや…俺は風邪引かないからそれはないな」

 あ…何となくそんなきがする…

 「お前…今俺に対して失礼な事思っただろ…」

 ギクッ…

 『そんなことないですよ!!!あっあれ可愛いですね!』

 「話をそらしやがった…」

 ぼそっと呟いていたが聞こえないふりをした

 『可愛い…』

 「ふーん…お前こうゆうの好きなのか?」

 『はい…すごく可愛いです!』

 私が見とれていたのは桜貝の形をモチーフにしたペンダント

 「そう言えばお前ネックレスしてなかったか?」

 『はい。このネックレスはお爺ちゃんがくれたものなんです。何でもお母さんが持っていたらしくて…』

 私が首に下げているのは鍵の形をしたネックレスで鍵の上の方に青い石が埋め込まれていた

 「お前ネックレス2つも要らねーだろ」

 『そうですよね…』

 「何を言う若いの!これはチェーンを短くしてブレスレットにもなるのだ」

 そう言いながらおじさんがどこからともなく出てきた

 『すごーい!じゃあ1つ「渚さん~」

 ブレスレットを買おうとしたらイチ君が息を切らせながら走ってきた

 『どうしたんですか?』

 「船長が渚さんに聞きたいことがあるから直ぐに
宿へ戻ってくれって」

 『分かりました。すぐいきますねってクリュウさん?』