色んな感情が込み上げてくる。


なぎさ…なぎさ…なぎさっ…


家を飛び出し学校に急ぐ。


校門前で下を向き曲がろうするなぎさをみつける。

私には気づかずそのまま歩いていく。

「まって…待ってっ。
…なぎさーっ!」

「…さなちゃん…」


ハァハァ…
「なぎさ知ってる?ピンキーリングはね、

左は片思い、右は両想いって意味なんだって。

だからね…。」

右手を見せる。

「……」


「あのねなぎさ…私、あの、その、…スキです。」
カァー〃〃


「ボクもさなちゃんこと大好きだよ…」


そう言い抱きしめられ、


「さなは以外に照れ屋だね」

「…っ!!なっぎさが積極的すぎるから…」
カァー〃〃


「そうかな?」

「そうだよっっ」




end