「もう望ったら。
夕方まで、私の事忘れないでね。
ちゃんと覚えてね。」


私は胸を押し付ける。


「あっ綾。」


望、顔真っ赤。


かわいすぎる。


「しっかり、覚えてね。
忘れちゃダメだよ。」


上目遣いで顔を見つめる。

「綾、もうカンベンしてくれ。」


目をウルウルさせて私を見る。


胸がキュンキュンする。


もう、くせになっちゃんたんだから、やめられないんだから。


望、責任とってずっと一緒にいてね。


「望、ずっと一緒ね。」


「当たり前。」













end