告白[短編集]

「捕まえたいですが、私たちで捕まりますか?」


父親の難しい顔。


「捕まえることできるんですか?」


後ろからの声。


「綾。」


いつの間にか綾がリビングに来ていた。


「どうした?」


俺はすぐ綾のわきに行く。

「気持ち悪いから、お風呂入りたくて。」


綾の小さな声。


「あっそうよね。
すぐお風呂の用意するわね。」


綾の母親がすぐ席をたち、お風呂場へ。


「さっきの話、捕まえる事できるんですか?」


「綾ちゃんに協力してもらうけど、捕まえる事出来るわよ。」


「捕まえたい。
捕まえたいです。」


体、震えてるじゃないか。

綾、君はすごいよ。


怖いだろうに。


震えてるぐらい、怖いだろうに。


「でも、綾ちゃん。
捕まえたってあんまり痴漢は困らないのよ。」


「どういう事ですか?」


綾の母親が戻ってきた。