告白[短編集]

幼なじみか。


はっきり言われちゃったな。


わかってはいるんだ、隆にとって幼なじみだって。


ただ私にとっては、好きな人。


ずっと大好きな人。


でも、二人の関係は幼なじみ。


隆は、態度も言葉も荒いからみんなに誤解される。


本当はすごく優しい人。


ただの幼なじみの私の我が儘を、いつも聞いてくれる優しい人。


恋人にはなれないってわかってるけど、ついつい甘えてしまう私を甘やかしてくれる、大好きな人。


幼なじみとしか見てもらえなくても、諦める事が出来ない大好きな人。


ずっと私は隆を見てるだけ。


中学で、隆には好きな人が出来て告白した。


でも、態度も言葉も荒い隆の良さはわからないみたいで、フラれた。


十人ぐらいに。


なんで私はその十人の中に入れないんだろう。


なんで隆は私を好きになってはくれないんだろう。


私はいつも見てるだけ。


ただ見てるだけ。


まるで、いつも太陽を見上げてるひまわりみたい。


ただ見上げてるひまわり。

隆は私の太陽。


隆がいなきゃ、私は生きていけない。