告白[短編集]

「えー、付き合ってないと泊まっちゃダメなの?」


「あっ当たり前だろ。
そういうのは付き合ってだろ。
じゃなきゃ、セッ。」


「せっ?」


あー舞わかってないわ。


多分、告白男『セフレ』って言おうとしたんだろうけど、最後まで言えなかったんだな。


「阿久津くん、せって何?」

あっ、こいつ阿久津か名前。


今思い出したわ。


三年間同じクラスにならないと、名前はっきり覚えられないんだよなぁ。


「いや、なんでもない。」


まぁ、今告白した相手をセフレ呼ばわりは出来ないわなー。


「ねぇ、隆。
私泊まってもいいよね?」


上目遣いのおねだり。


萌えてしまう。


「舞の好きな時に、好きなだけ泊まればいいよ。」


「だよね。」


ニッコリ笑顔の舞。


抱きしめてー。


「中井、なんのつもりだよ。」


阿久津が睨んで来る。


「沢田さんをどうするつもりなんだよ。」


俺に迫って来る阿久津。


「やめてよ、阿久津くん。」

舞が手を離し、俺の前に立ち塞がる。


「きゃーすごい。」


「ねぇ、これ修羅場だよね。」


うるさい、非常識人二人。

早く出てけ。