駝鳥とリンドブルム

「駆?」

「応えてくれ」



い、嫌がらせ?

私、そんな事、されてそう?

っていうか…。



「駆。心配してくれてるの?」



駆はそっぽを向いた。



「…悪ィかよ」

「え。本当に?」

「ほ、本当だよ!」



ふふふ。

駆が私の心配を、ね。

ご飯作ってくれたり、ホントに、意外とお節介やきなんだよなぁ。





そういえば、駆は、私の両親を知ってるな。