閉めの挨拶で部員に紹介される。

そして、部活が終了。



「駆。一緒に帰ろう?」



翔子が駆け寄る。



「家、反対方向じゃねぇか」

「途中まで、ね?」

「よう、お二人さん!」



振り返ると、俊樹がいた。



「馬場くんも、こっちだっけ?」

「イエ~ス。邪魔なら消えるけど?」

「べ、べつに、邪魔じゃないよ。ね、駆」

「おう…?」



翔子のやつ、何を慌ててんだ?



結局、三人で校門をくぐった。