それにもう
彼らに会うこともない、
なんかそんな気がしたから。
「で、おまっ…じゃなかった…ひかりはいるの？」
「とんでもない。いませんよ。いままでいたこともないです」
「へ～そうなんだぁ、てかさ、そう自信持っていうやつも珍しんだけと」
「あっ、また、やつって…」
「ありゃ、たしかにいったね…てか、やっぱムリだわ。おぼえらんない」
「おぼえるとかおぼえないの問題じゃないです」
「やっぱさあ、自然体でいこうよ、なっ」
「ダメです」
「はぁ～、あれダメ、これダメって、センセーかよ」
「ほら、また汚い言葉使った」
「べつに、それは汚くないだろ」
「汚いですよ」
「あ～、まじで、なんかめんどくさくなってきた、やっぱさあ、あたしら……」
そこまでいってやめた。
のどまで出かかった言葉をぐいっと飲み込んだ。
「あたしら、なんですか…?」
彼らに会うこともない、
なんかそんな気がしたから。
「で、おまっ…じゃなかった…ひかりはいるの？」
「とんでもない。いませんよ。いままでいたこともないです」
「へ～そうなんだぁ、てかさ、そう自信持っていうやつも珍しんだけと」
「あっ、また、やつって…」
「ありゃ、たしかにいったね…てか、やっぱムリだわ。おぼえらんない」
「おぼえるとかおぼえないの問題じゃないです」
「やっぱさあ、自然体でいこうよ、なっ」
「ダメです」
「はぁ～、あれダメ、これダメって、センセーかよ」
「ほら、また汚い言葉使った」
「べつに、それは汚くないだろ」
「汚いですよ」
「あ～、まじで、なんかめんどくさくなってきた、やっぱさあ、あたしら……」
そこまでいってやめた。
のどまで出かかった言葉をぐいっと飲み込んだ。
「あたしら、なんですか…?」
