インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~

「そうだなぁ~。それもいいかも。田舎ってのが引っかかるけど、ひとりじゃないし」



「ですよ。あたしもひとりだったら嫌ですけど、レイちゃんと一緒なら……」



「そっかぁ。じゃあさぁ、試しにもう2、3泊させてもらえるように明日頼んでみるか」



「はい。是非そうしましょ」



そういうが早いか、
ひかりがひしと
抱きついてきた。



「おいおい、どうしたんだよ」



「なんかうれしくなっちゃって」



「だからって抱きつくことはないだろう。ワールドカップで優勝したチームのサポーターかっての」



「そのくらいうれしんです」



「そんなにぃ?たかがそのくらいでぇ?」



「レイちゃんはうれしくないんですか?」



「そりゃあ、うれしいっちゃ、まぁうれしいけど……」



「ほら~、うれしいじゃないですか~」



ひかりが柔道の寝技でもかけるように、体全体を使ってあたしに絡みつく。



うぉ~、
なんだなんだ、
こいつ
タコみたいによ~