インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~

もしかしたら、
ひかりも
のぼせてたのかもしれない。



しばらくしてから
声がした。



その声が
ちょっと変。



間延びしたような声…



「大丈夫ですかぁ。それからぁ、化粧水とかポーチに入ってるんでぇ、よかったら使ってくださぃ」



メイク道具一式は
しっかり持ってきたけど、
そういったものは
うっかり忘れきてた。



ありがたく
使わせてもらうことに……



けど、部屋に戻って、
ひかりのバッグから、
それを取り出そうとして、

あるものを見つけて
愕然とした。



ひかりのバッグの
一番上に
それはあった。





筆入れ。



こないだの
ボールペンの1件がある。



それで少し、
いや大いに
気になった。



もしやと思って開いた。