インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~

「一緒だよ」



あたしは
もう一度呟くようにいうと、
後ろから
きつくひかりを抱きしめた。



ぎゅっと。



一瞬、
ひかりの体が
拒絶するように強張るも、
それを受け入れるように
徐々に弛緩していく。



しかし
不思議なものだ。



あんなに避けてたのに、
気づけば
ひかりに触れていた。



いつしか
ひかりを
抱きしめていた。



それは
ひかりが望んだわけでも、
あたしが願ったわけでもない。



だけど、
それがいつ頃からなのか、
いまとなっては
もう思い出せない。



ただひとついえるのは、
こうやってると、

ひかりと同化していくような
清めれられていくような、
そんな気がした。



そういった恍惚感、
あるいは高揚感に、
あたしは
我を忘れた。