インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~

けど、
すぐに魔法にかかったみたいに
全身でディズニーの世界を満喫してた。



「そうなんだよなぁ。あいつといると……」



たけるが
ひとりごとでもいうように頷いた。



「あいつといると?」



「……」



「楽しいんですよね?」



「うん」



「ひかりといると楽しい」



「そう」



「……」



これって、
やっぱり、
ひかりのこと……



それ以上は、
あるひとつの確信を
ますます深めそうできけなかった。



「あぁ、すみません。あたしが余計なこといったから。それで相談というのは?」



「それなんだ……ひかりのことなんだけどさ……」



「はい……」



げっ……
やっぱ、
ひかりのことじゃん………



今度はなに……