インスタントラブ~甘くて切ない一目惚れの恋~

「どういうこと?」



「わからないこととか、時間外にもメールで教えてあげるよなんていわれたもので、ついアドレス教えちゃって…」



ひかりは
ひどく後悔してるようだった。



これだから
世間知らずのお嬢さまは……



「てかさぁ、ケーサツ呼ぶのが一番なんだと思うんだけど」



「ケータイ、夜充電したまま家に忘れてて」



たけるも
たしかそんなことをいってた。



それでも、
べつな方法が
いくらでありそうなもんだけどね……



「どこかに助けを求めるとか、駆け込むとかすればさぁ……」



「それが危害を加えられたとかならそうしますけど、ただ追いかけられるだけなら犯罪じゃなのかなと考えちゃって……」



それはいえてるかも……


こんなとき
冷静な判断をしろというほうがムリ。



それに
そういうあたしだって、
こないだは
ただひたすら逃げた。



110番することも、
そのへんの店に駆け込むこともせずに……