「そりゃあ、食後の後は欠かせないってかんじ」



「じゃあ、わたしも吸ってみようかなあ」



「え?」



「レイちゃんみたいに、カッコよくスパーッてね」



「マジでぇ~!?」



「マジ…じゃないですよ。冗談。冗談ですよ。さっきの冗談のお返しです」



「ったく、びっくりさせんなよぉ、マジでドキッとしたじゃん」



「でも、さっきはありがとうございます。冗談でもうれしかったです」



「そっか…そりゃよかった…」



「わたしにはレイちゃんがついてるんだ。そう思ったら、なんか力が湧いてきました」



「おぅ……がんばれ…なんかあったら、いつでもいえよな」



「はい」



安心したように
笑顔になったひかり。



その肩を
あたしがポンポンとかるく叩く、

すると……



「レイちゃんもなにかあったら、ううん、なんでもなくても、いろいろあたしに話してくださいね」