鉛筆と紙を擦り合う音。 静かな部屋に響くのはそれだけ。 「……」 「ねぇ、」 「んー?」 「麻友ちゃんさ…」 言いかけた言葉を止める。 いつもあんな怪しいのに。 真剣に描いてる姿が凄く凛々しくて。 「あっ、顔もうちょっと上げて。」 「…はーい。」 いつまでも見ていたかった。