「そうだっけ。」



「もー!なんで覚えてないの!」




なんで怒るんだよ!


いや、自分がバカだからいけないんだろーけどさ!





「あのねっ、海星と二人で「おっ、叶夏見っけ。」



声に振り向くと立っていたのはクラスメートの四人組。




(こいつら、)



いつも叶夏と話してる奴らだ。





「彼方くん…」



「一緒に回ろーぜ!」



「でも今海星と…」



「あ?海星?」




やっと俺に気づいた彼方と目が合って気まずい。