「で、何?」
「どうすればいいかな、と。」
…なんで怒ってんの?
休み時間に颯斗の教室に行けば、苛立ってる颯斗に連れられ廊下へ。
(喧嘩、か?)
「颯斗どした「なんでもないよ。」
いやいやいや…
笑顔貼り付けてるし、目笑ってないし。
「ただね、」
「おう?」
「せっかく華恋と二人きりで仲良く楽しく話してたのに海星がやってきたから一言交わすだけで終了しちゃってイライラしてるだけだよ?」
「息つぎしないで一気に喋らしてごめんなさい!」
勢いよく頭を下げて謝った。
冷ややかな視線が突き刺さってるけど、お前しか頼れる奴いねーし!

