「華恋ー、今日遊びに行こっか。」



「あっ、はい!」



「甘い、甘すぎる…」



「うるさい、黙って。」



「ふふっ」





よく分からない告白から、海野くんは毎回話しかけてくれるようになった。



それが凄く嬉しくて、私も満更ではないと思う。




側で「リア充失せろ」とかなんかぶつぶつ言ってる海星くんを見て私は笑った。






華恋、私の下の名前。



それを教えたとき、海野くんは似合ってる、なんて嬉しいことを言ってくれた。




けど言われるだけで照れて困ってる。