「しっかし…なっちーは嫌な奴に目付けられたね。」 「あいつって、人気あんだろ?あれでも。」 「まじで?」 席に着いたのはいいが、こいつらはいつになったら俺を開放してくれるんだろうか。 話の内容も内容なので俺は無視することにした。 「石橋 小菜都(イシバシコナツ) 1-Bの学級委員長。 好きなことは、フルートを吹くことで。 性格はまぁあれだけど、可愛くて人気。」 あー、空が青いなぁ… 屋上で寝ていたかったなぁ… なんでこんな良い天気なのにサボっちゃダメなんだか。