†激恋スクールライフ† *ver.♂






また輝きの笑顔を魅せられ、もう何回目だ、と思う。


八巻は「いいの?」と遠慮気味に承諾した。




承諾ってことは、良いってことだよな!?



確認を取ると、やっぱりそうだった。


神様が俺に機会をくれたんだ!





「うん、私の親いつも遅くて…今日、丁度お金なくてさ…」




あれ?これって…ただの助っ人じゃねー?


デートなんだよ?もうちょっと恥ずかしがってくれたって…しょうがないか。八巻だもんな。





「じゃ、じゃあ…放課後一緒に帰ろうな!!」



「うんっ」





放課後までの時間が楽しみで、授業中は先生に気味悪がられた。



でも、待ち遠しいんだもん!


たぶん、俺が八巻とのデート初めてだと思うから!