「だったらさっさと告って振られろ。」
「それ、酷くない!?俺なんかした?」
「俺の昼寝、邪魔した。」
さっきの予想と同じことを言う雅樹。
もう俺くじけていい…?
…なんで女子はこいつに夢中なんだろ。
こいつとは4年くらいの付き合いになるけど…モテモテさが半端ない!
顔が良いとかハンデだろ!?
「お前の妄想は、俺に害を与えるからな。妄想するなら、5m以内に入ってくるな。」
「…雅樹、俺たち親友じゃねーの?」
「よし、妄想は終わったな。俺は帰るぞ。」
「……」
いいもん、他に友達はたくさんいるから雅樹なんか知らねーしっ
俺は一人でもできる子なんだから!

