―1-C教室― 「華恋、好き。」 「ほえっ?」 「もー、離したくないくらい。」 ぎゅーって抱きつかれた彼女はもう爆発しそう。 ―屋上― 「叶夏、今日生徒会あるから先帰ってて。」 「え、待ってるに決まってるじゃん!」 「いや、遅いと両親困るし…」 「でも、海星が送ってくれるでしょ?」 キラキラした目で見つめられると。 もう何も言えなくなるんだ。