「行ってくる!」 お弁当を片付けて、一気に階段を駆け下りた。 ――ガラッ 大きく開けた音に教室中の目がこちらを向く。 見せ物じゃないんです。 俺は彼女に言いに来たんだ。 「麻友ちゃん、」 ずかずかと麻友ちゃんの席まで歩いた。 「ふふふ…やっぱりこのカップルは萌えばっかりだぁ…」 「……」 き、気づいてねー! 昨日のこと忘れてるの?そうなの!?