君へのラブレター【BL】

俺は、葵の顎を軽く持ち上げ、耳元で

「好きだよ。」

と、囁いた。

そして……

軽く俺の唇と葵の唇を重ね合わせた。

重ねた唇をすぐに離して

「伝わった?」

と、俺は聞いた。

「うん。伝わった。けど、まだ不安だから……もっと、キス、してよ?」

上目遣いで、俺にキスをねだる葵。

ちょ……この子、何可愛い事ばっかり言ってんの!

頼むからー

俺の理性を壊さないでくれよ……

まぁ、でも

可愛い俺の姫からの、ご要望だからな……

「葵の仰せのままに。」

俺達はまた、キスをした。