夏の夜に咲いた花

「──ちょっとごめん」

テーブルに置かれた黒田さんの携帯が鳴った。


「亜美ちゃん、ちょっといいかな」

黒田さんが席を外したのと同時に、亜美がオーナーに呼ばれた。

「はーい」




亜美も席を外してしまうと、この場には青木さんとあたしの2人きり……。


「梓ちゃん、彼氏とかいるの?」