「でも、あずは年上好きだから大丈夫か」


そう、あたしは年上しか恋愛対象にならない。

年下なんて考えられないし、考えたこともない。



「そうだよ」

あたしは新しい缶を取りに冷蔵庫へ向かった。



「……かわいそうに」