夏の夜に咲いた花


対象外だった年下と、初めてつき合うことになった。

色々あるかもしれないけど、蓮くんと一緒にあたしも成長していきたい。




「オレも明日帰るから」

亜美の車に荷物を積み込んでいると蓮くんが出てきた。


「……心配かもしれないけど、心配しないで」

「……うん」


蓮くんが言ってるのは、さっきの彼女のことだろう。


確かに少し不安はあるけど、蓮くんを信じるしかない。