「ほ、ほらぁ、こぼれてるって」


「あずにはさぁ、幸せになってもらいたいの」

「……亜美?」


急に声のトーンが変わった。


……もしかして、酔ってる?


「年下だっていいと思うよ」

「え?」


「あずのこと好きで、大切にしてくれる人だったら……あずも目、向けてみたらいいと思うよ」